精選版 日本国語大辞典 「左近」の意味・読み・例文・類語
さ‐こん【左近】
〘名〙
① 「さこんえふ(左近衛府)」の略。⇔右近。
※本朝文粋(1060頃)一・観射寄左親衛将軍〈村上天皇〉「左近一射手、戴レ雪不レ屑レ晴」
② 「さこん(左近)の桜」の略。
※雑俳・柳多留‐二八(1799)「春左近夏は右近が匂ふ也」
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