左近(読み)さこん

精選版 日本国語大辞典 「左近」の意味・読み・例文・類語

さ‐こん【左近】

〘名〙
※本朝文粋(1060頃)一・観射寄左親衛将軍〈村上天皇〉「左近一射手、戴雪不晴」
② 「さこん(左近)の桜」の略。
※雑俳・柳多留‐二八(1799)「春左近夏は右近が匂ふ也」

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デジタル大辞泉 「左近」の意味・読み・例文・類語

さ‐こん【左近】

左近衛府さこんえふ」の略。⇔右近
左近の桜」の略。

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デジタル大辞泉プラス 「左近」の解説

左近

香川県高松市、冨久ろ屋が製造・販売する銘菓。生姜風味の讃岐和三盆を刷毛塗りした麩焼きの煎餅で羊羹餡をはさんだもの。

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普及版 字通 「左近」の読み・字形・画数・意味

【左近】さきん

近所

字通「左」の項目を見る

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