見倒(読み)みたおし

精選版 日本国語大辞典 「見倒」の意味・読み・例文・類語

み‐たおし ‥たふし【見倒】

〘名〙
① 極めて安く見積もること。安く値切ること。
※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四中「しくじり女良見たふしの直にふまれ」
② 見るだけで買わないこと。ひやかし。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)五「見たをしと言ったと素見腹を立」
談義本・八景聞取法問(1754)二「まづ此身台を見倒(ミタフシ)に売はらひ」

み‐たお・す ‥たふす【見倒】

〘他サ四〙
① 見下げる。見くだす。軽蔑して見る。
※百丈清規抄(1462)二「迁化したれば、なつく見倒たと云て喜ぞ」
商品などの値段を安く見積もる。捨値に評価する。
洒落本・太平楽巻物(1782)「まへかんざしの銀匁から、やすつもりに見たをして、十八九両が物はある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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