要劇(読み)ヨウゲキ

デジタル大辞泉 「要劇」の意味・読み・例文・類語

よう‐げき〔エウ‐〕【要劇】

重要な職務にあって忙しいこと。〈易林本節用集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「要劇」の意味・読み・例文・類語

よう‐げき エウ‥【要劇】

〘名〙
① 重要な立場にいていそがしいこと。要職にいて繁劇であること。
三代格‐一五・元慶五年(881)一一月二五日「今文官武職。要劇資粮」 〔孫逖‐授崔璘制〕
② 重要な財源土地
東寺百合文書‐ト・長保四年(1002)二月一九日・山城国珍皇寺領坪付案「又被構四至之内、其内神寺并諸司要劇、私人人所所領田畠巨多也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android