西田維則(読み)にしだ いそく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西田維則」の解説

西田維則 にしだ-いそく

?-1765 江戸時代中期の儒者
近江(おうみ)(滋賀県)の人。京都にすみ沢田一斎らとまじわり,岡白駒(はつく)に師事。中国の白話(口語体)小説翻訳漢文の用例集などもあらわした。明和2年死去。字(あざな)は子孝通称は幸安。号は贅世子,口木子。訳書に「通俗西遊記」「奇談一笑」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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