西田分(読み)にしだぶん

日本歴史地名大系 「西田分」の解説

西田分
にしだぶん

[現在地名]西条市西田

石鎚いしづちの前山を南に負い、東・北・西とも平地に連なる。

慶長六年(一六〇一)一一月、藤堂高虎が渡辺勘兵衛に与えた「知行方之目録」(南部文書)に「一、千石 新居郡西田村」とあり、慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の新居郡の項には「西田分」とある。しかし慶安四年、寛文六年(一六六六)、同七年の免札には「西田村」とあり、さらに時代が下るとまた「西田分」とよんだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android