西木正明(読み)ニシキマサアキ

デジタル大辞泉 「西木正明」の意味・読み・例文・類語

にしき‐まさあき【西木正明】

[1940~2023]小説家秋田の生まれ。本名、鈴木正昭まさあき。自ら現地に赴いて綿密に取材したドキュメンタリー作品を多く手がける。「しばれる瞳」「端島の女」で直木賞受賞。他に「オホーツク諜報船ちょうほうせん」「ケープタウンから来た手紙」「夢顔さんによろしく」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西木正明」の解説

西木正明 にしき-まさあき

1940- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和15年5月25日生まれ。早大探検部時代,アラスカ遠征。大学中退後平凡出版(現マガジンハウス)勤務をへて,作家活動にはいる。昭和55年「オホーツク諜報船」で日本ノンフィクション賞新人賞,63年「凍(しば)れる瞳」「端島(しば)の女」で直木賞,平成7年「夢幻の山旅」で新田次郎文学賞。秋田県出身。本名は鈴木正昭。作品はほかに「夢顔さんによろしく」「極楽谷に死す」など。

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