西別(読み)にしべつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西別」の意味・わかりやすい解説

西別
にしべつ

北海道東部,西別川の中流域にある別海町の中心集落。現在は別海改称。昭和初期まで穀物栽培地,ウマの放牧地であったが,1934年標津線 (1987廃線) が開通し,根釧台地開発の進展に伴って町の中心集落が形成された。第2次世界大戦後は酪農への転換進み牧草地増加。乳製品工場が立地している。

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世界大百科事典(旧版)内の西別の言及

【別海[町]】より

…地名はアイヌ語の〈ペツ・カイエ(破れ川または折れ川)〉に由来する。東は根室海峡と根室湾に面し,根釧(こんせん)台地東部を占め,西別川など大小の河川が東流する。中心は西別川中流沿いの別海で,国道243号線が通じる。…

※「西別」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」