牧草地(読み)ぼくそうち

世界大百科事典内の牧草地の言及

【草地】より


[草地の種類]
 草地は植生と利用法によって次のように区分される。植生を基準にした場合,植生がシバ,ススキ,ササ類などの野草からなる草地を野草地,オーチャードグラス,ラジノクローバーなどの牧草からなる草地を牧草地に区分し,後者はさらに,寒地原産のオーチャードグラスなどを植生とする寒地型牧草地と暖地原産のバヒアグラスなどを植生とする暖地型牧草地とに細区分される。また,利用法を基準とした場合は植生の種類にはかかわりなく,放牧に利用する草地を放牧草地,生草利用,サイレージ調製,乾草調製などのために採草する草地を採草地,放牧および採草に両用する草地を兼用草地に区分する。…

※「牧草地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android