西公文名村(読み)にしくもんみようむら

日本歴史地名大系 「西公文名村」の解説

西公文名村
にしくもんみようむら

[現在地名]富山市西公文名・西公文名町・旭町あさひまち清水中町しみずなかまち清水元町しみずもとまち大泉東町おおいずみひがしまち一―二丁目・雄山町おやまちようなど

富山城下の東方、いたち川右岸に位置する。もと全村加賀藩領であったが、万治三年(一六六〇)の領地替によって西の一部が富山藩領となり、明治七年(一八七四)西公文名村を称した。富山城下からの立山参詣道の出発点にあたり、寛文二年(一六六二)銘の道標がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報