西乙原村(読み)にしおつぱらむら

日本歴史地名大系 「西乙原村」の解説

西乙原村
にしおつぱらむら

[現在地名]八幡町西乙原

長良川右岸にあり、北は門原かどはら村、下流対岸は東乙原村正保郷帳に田方三〇石余・畑方二六五石余とある。もと郡上藩領で、正保三年(一六四六)旗本遠藤常昭領として分知され、以後幕末まで旗本遠藤領。元禄五年(一六九二)本家の転封以後、それまでの八幡城下井山いやま町の屋敷に代わって、当村に陣屋が置かれた。明治二年(一八六九)の村明細帳では、百姓家数九五(御役株六六・小家株二九)、医師一・下役一、人数四四四、馬三〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android