襟付き(読み)エリツキ

デジタル大辞泉 「襟付き」の意味・読み・例文・類語

えり‐つき【襟付き】

衣服に襟がついていること。また、その衣服。
着物を重ねて着たときの襟元のようす。
江戸時代重ね着のできるのは裕福であったところから》懐ぐあいのよいこと。金持ち。
「―になびく君ぢゃものを」〈浮・万金丹・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android