襟元(読み)えりもと

精選版 日本国語大辞典 「襟元」の意味・読み・例文・類語

えり‐もと【襟元】

〘名〙
衣服の襟のあたり。また、襟が触れる首のあたり。首のうしろのほうにも、胸のほうにもいう。
※俳諧・炭俵(1694)上「里離れ順礼引のぶらつきて〈利牛〉 やはらかものを嫁の襟もと孤屋〉」
政談(1727頃)一「襟本を見て、此をば親み」
洒落本・奴通(1780か)「金で面ァはって、通だとおもって居りゃァ、ゑりもとといふ所で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「襟元」の意味・読み・例文・類語

えり‐もと【襟元】

衣服の襟が前で合わさるあたり。
襟の後ろ側のあたり。えりくび。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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