褶・枚帯(読み)ひらおび

精選版 日本国語大辞典 「褶・枚帯」の意味・読み・例文・類語

ひら‐おび【褶・枚帯】

〘名〙
① 古く、男は袴(はかま)の上に、女は唐裳(からも)の上に着た衣服の称。しびら。うわみ。ひらび。ひらみ。ひらも。
書紀(720)推古一三年閏七月(岩崎本訓)「諸の王、諸の臣に命して褶(ヒラオヒ)(き)俾む」
半臂(はんぴ)の単(ひとえ)。〔服飾管見(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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