袖詰(読み)そでつめ

精選版 日本国語大辞典 「袖詰」の意味・読み・例文・類語

そで‐つめ【袖詰】

〘名〙
諸国風俗問状答(19C前)備後国福山領風俗問状答「袖つめと申も、其家々の勝手に仕り」
上方遊里で、一四五歳雛妓(すうぎ)が袖を詰めて一人前の新造となること。また、その遊女
洒落本・浪花今八卦(1773)宝結卦「女郎げいこのかね付袖つめなどはなやかに賑はしき場所」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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