日本歴史地名大系 「袖沢新村」の解説 袖沢新村そでざわしんむら 富山県:下新川郡入善町袖沢新村[現在地名]入善町袖沢黒部川扇状地扇央部に位置し、北は上飯野新(かみいいのしん)村、東は青木(あおき)村、西は上飯野村、南は福島(ふくじま)村。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高二一石、免三ツ五歩(三箇国高物成帳)。貞享二年(一六八五)頃から黒部川の主流部が西に移り、主流部は二筋になり、一流は当村の辺りを流れるようになった。そのため同三年一五石の引高が出、享保八年(一七二三)などに若干の増高があったが、天保一一年(一八四〇)の草高は八石五斗(「高免帳」杉木家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報