デジタル大辞泉
「袂に縋る」の意味・読み・例文・類語
袂に縋・る
願いを聞いてもらうまでは離すまいと、人のたもとをとらえる。転じて、相手の同情を引いて助けを求める。「―・って食いつなぐ」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
たもと【袂】 に=縋(すが)る[=取(と)り付(つ)く]
願う事があって、相手を離すまいとして、その袂をつかむ。転じて、相手の同情をひいて助けを求める。そでにすがる。
※
社会百面相(1902)〈
内田魯庵〉猟官中「渠等
(かれら)の袂
(タモト)に縋
(スガ)って憐みを乞ふほど」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報