衲袈裟(読み)ノウゲサ

デジタル大辞泉 「衲袈裟」の意味・読み・例文・類語

のう‐げさ〔ナフ‐〕【×××裟】

衲衣のうえ1」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「衲袈裟」の意味・読み・例文・類語

のう‐げさ ナフ‥【衲袈裟】

〘名〙 仏語衲衣一つ。七条以上の袈裟で、諸種の色や形をした布片を縫い込んだ法衣。必ず裏地をつけて重厚に作られる。特に高僧が着用する。俗に、遠山袈裟という。衲の袈裟。
書紀(720)斉明六年五月「有司勅を奉て一百の高座、一百の衲袈裟を造て、仁王般若の会を設く」

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