衣装の御法度(読み)いしょうのごはっと

精選版 日本国語大辞典 「衣装の御法度」の意味・読み・例文・類語

いしょう【衣装】 の 御法度(ごはっと)

江戸時代、華美をいましめるために、女の衣装、特に遊女役者の衣装について金紗(きんしゃ)総鹿子(そうかのこ)などの高価な衣装を用いることを禁じた法令
浮世草子好色二代男(1684)八「次第に身持はむつかしく、衣(イシャウ)御法度(ハット)なくば、何か唐織(からをり)上に着物(きるもの)有まじ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android