蛙飛・蛙跳(読み)かわずとび

精選版 日本国語大辞典 「蛙飛・蛙跳」の意味・読み・例文・類語

かわず‐とび かはづ‥【蛙飛・蛙跳】

〘名〙
一人上体をかがめ頭をたれて立ち、他の一人がその側面または後方から走ってきて、立っているものの背または肩に両手をつき、両脚を開いてとび越える遊戯。かえるとび。馬とび。
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「坐相撲、押競指相撲蛙飛(カハヅト)び、お馬、廻競」
② =かわずとび(蛙飛)の神事①〔俳諧・俳諧歳時記栞草(1851)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android