虚仮未練(読み)こけみれん

精選版 日本国語大辞典 「虚仮未練」の意味・読み・例文・類語

こけ‐みれん【虚仮未練】

〘名〙 (形動) (「こけ」は接頭語) いつまでも、思い切りの悪いこと。いつまでも、くよくよとこだわっていること。また、そのさま。
人情本・清談松の調(1840‐41)四「雛鳥さん、お前の親切は嬉しいけれども、今と成って痴漢未練(コケミレン)何時(いつ)まで斯(か)うして居られるものかな」

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