藤田古墳(読み)ふじたこふん

日本歴史地名大系 「藤田古墳」の解説

藤田古墳
ふじたこふん

[現在地名]和歌山市藤田

紀ノ川右岸、和泉山脈末端に形成された複合扇状地(標高一四メートル)にある。直径一五メートルの円墳で、主体部は竪穴式石室石室の長さ二・〇四メートル、幅七六センチ、高さ八二センチ。かつて鉄刀などが出土したと伝える。墳丘上に小祠堂がつくられ、周囲も削られているが、石室はほぼ完存

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android