朝日日本歴史人物事典 「藤原尊子」の解説
藤原尊子
生年:永観2(984)
平安中期,一条天皇の女御。藤原道兼(粟田関白)と藤原繁子(藤三位)の娘。父道兼からは終始冷遇されたが,父没後,母や藤原道長の後援により入内,御匣殿別当を経て長保2(1000)年女御(暗戸屋女御)となる。天皇没後,母の勧めで藤原通任に嫁いだ。
(楢原潤子)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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