藤原吉日(読み)ふじわらの よしひ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原吉日」の解説

藤原吉日 ふじわらの-よしひ

?-? 奈良時代女官
天平(てんぴょう)9年(737)無位から従五位下となる。21年史上初の黄金陸奥(むつ)で産出し,聖武(しょうむ)天皇東大寺行幸,建造中の大仏前において左大臣橘諸兄(たちばなの-もろえ)に慶祝の詔をのべさせた日,従三位にのぼる。藤原不比等(ふひと)の娘で諸兄の妻である藤原多比能(たひの)と同一人とする説がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android