諸兄(読み)ショケイ

デジタル大辞泉 「諸兄」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けい【諸兄】

男性が、多くの男性を親しみや敬意を込めていう語。代名詞的にも用いる。諸氏。「大方の諸兄賛同を得たい」「読者諸兄
[類語]諸君諸子諸賢諸姉諸氏諸家

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸兄」の意味・読み・例文・類語

しょ‐けい【諸兄】

〘名〙
① 多くの兄。兄たち。
菅家後集(903頃)慰少男女「衆姉惣家留、諸兄多謫去」 〔詩経‐鄭風・将仲子〕
② ある男性が、他の幾人かの男性を、尊敬気持をこめてさす語。代名詞的にも用いる。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四「討隊を向けられたるも諸兄(ショケイ)憤発ありしゆゑ、屡寄手を悩して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android