蓋天蓋地(読み)がいてんがいち

精選版 日本国語大辞典 「蓋天蓋地」の意味・読み・例文・類語

がいてん‐がいち【蓋天蓋地】

〘名〙 天を蓋(おお)い、地を蓋うこと。衆生本来備わっている心の光が、天地に遍満していることをいう。
正法眼蔵(1231‐53)身心学道「いまこの蓋天蓋地は、おぼえざることばのごとし、噴地の一声のごとし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報