デジタル大辞泉
「蒙塵」の意味・読み・例文・類語
もう‐じん〔‐ヂン〕【×蒙×塵】
《「春秋左伝」僖公二十四年から。天子が行幸するときは道を清めてから行くが、変事の際はその余裕がなく、頭から塵をかぶる意》天子が、変事のために難を避けて、都から逃げ出すこと。みやこおち。
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もう‐じん ‥ヂン【蒙塵】
〘名〙
① 塵(ちり)をかぶること。また、その塵。
② 変事のため、天子が難をのがれて都の外に逃げること。
※
玉葉‐寿永二年(1183)一一月一四日「於
二旧主
一者、且為
レ遁
二当時之乱
一、奉
レ具蒙
二塵外土
一了」 〔春秋左伝‐僖公二四年〕
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