落し(読み)オトシ

デジタル大辞泉 「落し」の意味・読み・例文・類語

おとし【落(と)し】

落とすこと。
入れるべきものを忘れること。落ち。「名簿落としがある」
鳥獣などを捕らえるための仕掛け。わな。また、落とし穴。「いのしし落としにかかる」
戸の桟に作り付けて、閉めたときに敷居の穴に落とし入れる、戸締まり用の木片。また、そのような装置くるる
話の結末落語などの落ち。
布を裁断した余り。裁ち落とし。
落とし懸け3」の略。「長火鉢落とし
落とし巾着ぎんちゃく」の略。
謡曲で、節を一段下げて歌うこと。落ち。
10 浄瑠璃で、強く訴えるときに用いる種々の節回し。大落とし・文弥落としなど。
11 採掘価値のある鉱脈で、山の傾斜方向にのびているもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「落し」の解説

落し

富鉱体

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android