菅生浦(読み)すごううら

日本歴史地名大系 「菅生浦」の解説

菅生浦
すごううら

[現在地名]福井市北菅生きたすごう町・南菅生みなみすごう

長橋ながはし浦の西南方、日本海に面し、東に丹生山地が迫る。海岸段丘下に位置し、南北二村に分れる。北菅生浦は坂井郡、南菅生浦は丹生郡に属したが、明治二二年(一八八九)南菅生浦も坂井郡に入った。

北菅生浦は慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図にみえ、高五・七六九石が記されるが、南菅生浦は同図では丹生北郡の「五ケ庄」に含まれていたと思われ、村名は正保郷帳にみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android