草臥休(読み)くたびれやすめ

精選版 日本国語大辞典 「草臥休」の意味・読み・例文・類語

くたびれ‐やすめ【草臥休】

黄表紙・福徳果報兵衛伝(1793)「粂(くめ)の仙人軽業(かるわざ)をしまひ、くたびれ休(ヤスメ)洗湯へ行(ゆき)しが」

くたびれ‐やすみ【草臥休】

〘名〙 疲れをとるために休息すること。くたびれやすめ。
※落語・富久(1897)〈三代目柳家小さん〉「酔うと直(す)ぐにお店の隅へ寝ます。疲(クタビ)休みに冷たいので宜(よ)う御坐います」

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