草片(読み)クサビラ

デジタル大辞泉 「草片」の意味・読み・例文・類語

くさ‐びら【草片/×蔬/×茸/菌】

《古くは「くさひら」》
(茸・菌)きのこ類。 秋》
「飢えては樹菓このみ―に、渇いては石の罅隙はざま真清水に」〈露伴・新浦島
(草片・蔬)野菜。あおもの。
「―を食ひてむ事をたもつ」〈持統紀〉
「獣の肉」をいう斎宮さいぐう忌み詞
ししを―と称す」〈延喜式斎宮寮
[補説]狂言の曲名別項。→

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「草片」の解説

草片 (クサビラ)

植物食用となる草本類の古称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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