デジタル大辞泉 「草片」の意味・読み・例文・類語 くさ‐びら【草▽片/×蔬/×茸/▽菌】 《古くは「くさひら」》1 (茸・菌)きのこ類。《季 秋》「飢えては樹菓このみ―に、渇いては石の罅隙はざまの真清水に」〈露伴・新浦島〉2 (草片・蔬)野菜。あおもの。「―を食ひて戒いむ事を持たもつ」〈持統紀〉3 「獣の肉」をいう斎宮さいぐうの忌み詞。「宍ししを―と称す」〈延喜式・斎宮寮〉[補説]狂言の曲名別項。→菌 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例