茶畑遺跡(読み)ちやばたいせき

日本歴史地名大系 「茶畑遺跡」の解説

茶畑遺跡
ちやばたいせき

[現在地名]名和町茶畑

大山北麓の洪積台地が日本海へ向かって延びる標高七〇メートルの丘陵上に広がる集落遺跡。昭和四七年(一九七二)広域農道建設工事に伴い発掘調査された。調査の結果、弥生時代後期の竪穴住居跡一二棟、古墳時代前期の竪穴住居跡四棟のほか、土壙八基、古墳周溝一基を検出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android