茶法(英)(読み)ちゃほう(英語表記)Tea Act

旺文社世界史事典 三訂版 「茶法(英)」の解説

茶法(英)
ちゃほう
Tea Act

1773年5月,イギリス議会東インド会社に茶貿易の独占権を与えた法律
これにより東インド会社の財政的危機を救い,同時に茶の密輸を取り締まるのが目的印紙法(1765)・タウンゼンド諸法(1767)の撤廃後も,本国植民地に課税する権限があるとして出したもので,ボストン茶会事件(1773)をひき起こした。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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