芳園(読み)ほうえん

精選版 日本国語大辞典 「芳園」の意味・読み・例文・類語

ほう‐えん ハウヱン【芳園】

〘名〙 花のかんばしい香りがする園。
本朝無題詩(1162‐64頃)四・春日即事〈藤原敦光〉「沙暖芦錐穿緑水、露濃花錦曝芳園」 〔李白春夜宴従弟桃花園序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「芳園」の読み・字形・画数・意味

【芳園】ほうえん(はうゑん)

花咲く園。唐・李白〔春夜、桃李園に宴するの序〕桃李の園に會して、天倫の樂事を序す。~佳作らずんば、何ぞ懷を伸べん。

字通「芳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報