花野木村(読み)はなのきむら

日本歴史地名大系 「花野木村」の解説

花野木村
はなのきむら

[現在地名]北本市朝日あさひ四丁目

所所べつしよ村の南東にあり、東部赤堀あかぼり川が流れる。東は篠津しのづ(現桶川市)、北は上常光かみじようこう(現鴻巣市)。東部に篠津村など二ヵ村と入会持の篠津沼がある。足立郡鴻巣領に属する(風土記稿)。田園簿には花ノ木村とあり田四六石余・畑二四石余、幕府領。国立史料館本元禄郷帳では旗本岡氏・前田氏の二給で以後幕末まで変わらない。寛永六年(一六二九)検地が行われた(風土記稿)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android