花烏賊(読み)はないか

精選版 日本国語大辞典 「花烏賊」の意味・読み・例文・類語

はな‐いか【花烏賊】

〘名〙
① 桜の花が咲くころとれるいか。さくらいか。《季・春》
※俳諧・雑巾(1681)秋「花烏賊や海士苔よする波の菊〈定治〉」
② コウイカ科の小形のイカ。東京湾以南にすむ。胴長約七センチメートルほどで、背面暗黒色を帯び、腕の先端紅色をしている。
③ いかの表面縦横切れ目を入れ、さっとゆでた料理。〔料理早指南(1801‐04)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花烏賊」の解説

花烏賊 (ハナイカ)

動物。桜の咲く頃獲れる小さなイカの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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