芥火(読み)あくたび

精選版 日本国語大辞典 「芥火」の意味・読み・例文・類語

あくた‐び【芥火】

〘名〙 ごみや、ちりを焼く火。特に、漁夫が、流れついた藻芥(もあくた)を集めてたく火。
拾遺(1005‐07頃か)恋五・九七六「ほのかにも我をみしまのあくた火の飽くとや人のおとづれもせぬ〈よみ人しらず〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android