芥子餠(読み)けしもち

精選版 日本国語大辞典 「芥子餠」の意味・読み・例文・類語

けし‐もち【芥子餠】

〘名〙 煉餡(ねりあん)を包んだ餠の表面に、煎った芥子の実を散らした餠菓子。餡を求肥(ぎゅうひ)で包んで芥子の実をたっぷりまぶした生菓子もいう。
仮名草子・片仮名本因果物語(1661)下「此餠を芥子餠(ケシモチ)にして出せと仰付らる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android