艶本(読み)エンポン

デジタル大辞泉 「艶本」の意味・読み・例文・類語

えん‐ぽん【艶本】

男女性交渉を絵や文章で表現した本。春本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の艶本の言及

【春画】より

…男女の秘戯を描いた絵。古くは〈おそくず(偃息図)の絵〉〈おこえ(痴絵,烏滸絵)〉といい,〈枕絵〉〈枕草紙〉〈勝絵(かちえ)〉〈会本(えほん)〉〈艶本(えんぽん)〉〈秘画〉〈秘戯画〉〈ワじるし(印)〉〈笑い絵〉などともいう。あからさまな秘戯の図ではなく,入浴の場面など女性の裸体を見せる好色的な絵は,別に〈あぶな絵〉と称して区別している。…

※「艶本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」