色抜(読み)いろぬき

精選版 日本国語大辞典 「色抜」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ぬき【色抜】

〘名〙
和服の染め返しの際などに、布の染色を抜き落とすこと。
浮世草子・四民乗合船(1714)工「此間はよろづいろぬきとて、けんぼう小紋にても其色をぬき茶小紋になをし」
宴会などで、芸妓などの女気がないこと。色気抜き。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android