色を尽くす(読み)いろをつくす

精選版 日本国語大辞典 「色を尽くす」の意味・読み・例文・類語

いろ【色】 を 尽(つ)くす

種類のあるだけを出す。あらゆる種類に及ぶ。
※宇津保(970‐999頃)内侍督「色々の香は色をつくして麝香(ざこう)、沈、丁子(ちゃうじ)
② 美しく飾る。華美をきわめる。
曾我物語(南北朝頃)四「凡そ中間雑色に至るまで、けしきにいろをつくす」

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