良程(読み)よきほど

精選版 日本国語大辞典 「良程」の意味・読み・例文・類語

よき【良】 程(ほど)

① 適当な程度。ちょうどよいくらい。適度
※竹取(9C末‐10C初)「三月ばかりになる程に、よき程なる人になりぬれば」
② かなりの程度。相当な程度。よほど。
曾我物語(南北朝頃)七「よきほどにもさぶらはば、思ひとどまり給へかし」
③ ほどほど。いいかげん。
※俳諧・八番日記‐文政二年(1819)一月「よい程に我を曲れよはつ蛍」

よい【良】 程(ほど)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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