船泊(読み)ふなはて

精選版 日本国語大辞典 「船泊」の意味・読み・例文・類語

ふな‐はて【船泊】

〘名〙 船が港にはいって泊ること。ふながかり。
万葉(8C後)一・五八「いづくにか船泊(ふなはて)すらむ安礼の崎漕ぎ廻(た)み行きし棚なし小舟」

ふな‐どまり【船泊】

〘名〙 船が碇泊すること。また、その場所。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の船泊の言及

【礼文島】より

…中心集落は南東部の香深(かふか)で,役場,港湾などがある。また,島の北側の金田ノ岬とスコトン岬に抱かれた船泊(ふなどまり)湾に面する船泊にも港湾と礼文空港があり,稚内との間に小型機が運航されている。【奥平 忠志】。…

※「船泊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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