舂谷村(読み)つくだにむら

日本歴史地名大系 「舂谷村」の解説

舂谷村
つくだにむら

[現在地名]佐治村舂谷

佐治川中流部北岸にあり、集落は急峻なV字谷の山腹に広がる。対岸は尾続おづき村、東ははた村。正保期(一六四四―四八)作成と推定される因幡国絵図(県立博物館蔵)に付谷村と記されるが、元禄国絵図作成時に舂谷村と改称(元禄一四年「変地其外相改目録」同館蔵)。拝領高五四石余、本免五ツ五分。寛永二一年(一六四四)の土免状(竹本家文書)によれば高五九石余、物成二六石余、川役二斗余・柿役一石二斗余・漆役一石七斗余が課されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android