臼木(読み)うすのき

精選版 日本国語大辞典 「臼木」の意味・読み・例文・類語

うす‐の‐き【臼木】

〘名〙 ツツジ科の落葉低木。各地山林に生える。高さ約一メートル。枝はよく分かれ、葉は先のとがった広卵形で、細毛があり、縁に細かい鋸歯(きょし)がある。春、淡紅色鐘状花を開く。果実頭部がくぼんでいて臼に似ており、熟すと甘ずっぱい味がし、食用になる。あかもじ。かくみのすのき。〔花伝集(室町‐江戸初)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「臼木」の解説

臼木 (ウスノキ)

学名Vaccinium hirtum
植物。ツツジ科の落葉低木,高山植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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