臼尻B遺跡(読み)うすじりびーいせき

日本歴史地名大系 「臼尻B遺跡」の解説

臼尻B遺跡
うすじりびーいせき

[現在地名]茅部郡南茅部町字臼尻

内浦湾に大きく張出した標高三〇―五〇メートルの海岸段丘に位置する縄文時代中期の大規模な集落跡。平野部の少ない当町にあって唯一広域な平坦部を有する地域である。そのため縄文時代にも台地の利用が多く、周辺には臼尻A遺跡や垣ノ島かきのしまA・B遺跡、臼尻小学校遺跡など、縄文早期から後期までの大規模な遺跡が重複するように存在している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android