臣僕(読み)シンボク

デジタル大辞泉 「臣僕」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぼく【臣僕】

家来しもべ

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精選版 日本国語大辞典 「臣僕」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぼく【臣僕】

〘名〙
古代中国で、肉刑に相当しない罪人で、奴隷として使われた者。〔書経‐微子〕
② 人に使われている者。けらい。しもべ。
塵袋(1264‐88頃)五「わひしけにやつれたる姿したるをは、しんほくとしてと云ふは何なる義そ。しんほくとは臣僕(シンホク)歟」
和俗童子訓(1710)三「やうやく年をかさねば、弟を愛し、臣僕をあはれみ」 〔管子‐小匡〕

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普及版 字通 「臣僕」の読み・字形・画数・意味

【臣僕】しんぼく

けらい。奴隷的な服従者。〔詩、小雅正月〕民の辜(つみ)無きも (あは)せて其れ臣僕とす

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