腰元衆(読み)こしもとしゅう

精選版 日本国語大辞典 「腰元衆」の意味・読み・例文・類語

こしもと‐しゅう【腰元衆】

〘名〙 (「こしもとしゅ」とも)
貴人のそば近く仕えて身辺雑用をする人々。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第一三「寝られぬ時の伽の村雨 腰もと衆奥より召れさふらふぞ」
遊女屋で、主人居間帳場で使われる女達。
洒落本・青楼昼之世界錦之裏(1791)「ばちがみへねへとって、こし元衆(モトシュ)がこごとをいふよ」

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