脱替(読み)ぬぎかえる

精選版 日本国語大辞典 「脱替」の意味・読み・例文・類語

ぬぎ‐か・える ‥かへる【脱替】

〘他ア下一(ハ下一)〙 ぬぎか・ふ 〘他ハ下二〙 (室町時代頃からヤ行にも活用) その着物をぬいで他の着物にかえる。着かえる。
※竹取(9C末‐10C初)「しほにぬれたる衣だにぬきかへなでなんたちまうできつる」

ぬぎ‐かえ ‥かへ【脱替】

〘名〙 脱ぎ替えること。また、そのための着物。着替え。
幸若夜討曾我(室町末‐近世初)「ひたたれなくは犬房がぬきかへをとりてき給へや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android