脇山村(読み)わきやまむら

日本歴史地名大系 「脇山村」の解説

脇山村
わきやまむら

[現在地名]早良区脇山一―二丁目・脇山

内野うちの村の東、北西流する小笠木おかさぎ(室見川支流)流域にある。南西は西にし村。西端を北流してきた椎原しいば川が北西部で小笠木川に合流する。背振せふり山領脇山(脇山院)の遺称地。近世には脇山・小笠木・椎原・板屋いたや内野・西・曲淵まがりぶち石竈いしがま(石釜)の八ヵ村は脇山郷と称され(「続風土記」など)、また横山よこやま八ヵ村と称された(続風土記拾遺)。小早川時代の指出前之帳によると、田二二三町三反余(分米三千一六石余)・畠二三町一反余(分大豆二一三石余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android