仙道(読み)センドウ

デジタル大辞泉 「仙道」の意味・読み・例文・類語

せん‐どう〔‐ダウ〕【仙道】

中国道教神仙思想の中で、仙人道術や、不老不死に至る道。

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普及版 字通 「仙道」の読み・字形・画数・意味

【仙道】せんどう(だう)

道術。〔捜神記、一〕由は蜀の羌人なり。~一旦木羊に乘りて蜀中に入る。蜀中の王侯貴人、之れをうて綏山に上る。綏山に桃多し。峨眉山西南に在り、高きこと極まり無し。之れに隨ふ復(ま)たらず。皆仙を得たり。

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占い用語集 「仙道」の解説

仙道

古代中国から伝わる不老長生を得る修行法のこと。中国の古い辞書「釈名」には、「老いて死なないのを仙という。仙は遷である。遷とは山に入ることである」と記載されているため、山に入るという意味合いもある。。仙という字の由来サンスクリット語の不老長生からきている。

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世界大百科事典(旧版)内の仙道の言及

【中通り】より

…福島県を地勢をもとに東から浜通り,中通り,会津地方の3地域に分けた場合の地域名の一つで,東の阿武隈高地,西の奥羽山脈にはさまれ,大部分が阿武隈川と久慈川の流域に相当する。古くから関東と東北を結ぶ主要街道が通じ,仙道(せんどう)または山道(さんどう)とも呼ばれた。北から中通り低地と呼ばれる福島盆地郡山盆地,本宮盆地,須賀川盆地,白河盆地が並び,また南部には久慈川の谷がある。…

※「仙道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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